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【1月31日ウェビナー開催】日本軍「慰安婦」裁判 1.8判決は“反日”なのか?
Posted By
나눔의 집
Date
2021-01-26
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今年1月8日、ソウル中央地裁で日本国を被告とする慰安婦被害女性たちによる損害賠償請求裁判の判決が出されました。原告12名中11名がナヌムの家に関係のあるハルモニ達であることもあり、1月31日午後2時より以下の内容でウェビナーを開催することになりました。

【ウェビナー】

タイトル:≪日本軍「慰安婦」裁判 1.8判決は“反日”なのか?ー日韓の市民たちと考える1.8判決の歴史的意義≫

日時:2021131()午後2時スタート

主催:日本軍「慰安婦」歴史館(ナヌムの家) *ここでいうナヌムの家とは現運営陣および理事会関係者は一切含まれておりません。

進行:矢嶋 宰(日本軍「慰安婦」歴史館)

*日韓同時通訳あり

進行内容

14:00~14:05 発表者紹介

14:05~14:15 李玉善ハルモニ(原告)あいさつ

14:15~14:45 彼女たちが法廷に立った理由、人権を志向した闘争:李相姫 弁護士

14:45~15:15 判決は“反日”なのか?日本政府の対応と日本メディアの問題:山本晴太 弁護士

15:15~15:30 原告たちの現在:矢嶋 宰

15:30~16:00 質疑応答

Zoom URL https://us02web.zoom.us/j/84009056136?pwd=allXT2xrZ2VQai9QNTFTcFBtRy9SQT09


画期的な判決内容に対し日本政府は「国家免除」(主権免除)という立場から「日韓関係の悪化の原因は韓国側にあり」との主張を止むごとなく続けています。またこれを受けて原告たちの人権を守り尊厳の回復を目指す訴訟であるにもかかわらず、二国間関係を悪化させた原因としてのみ日本のメディアは一斉に報じています。
こうした日本政府の態度に対し昨日だしたナヌムの家のプレスリリースでは「慰安婦問題は国際社会の人権規範と(国際社会からの)勧告を無視しながら、(歴史的)事実ではないと主張する日本政府の問題である。よって日韓関係の悪化は韓国の司法判断のためではなく過去の歴史を否定し歪曲し続ける日本政府側にある」と表明しています。
そこで今回開くウェビナーを通して韓国の李相姫弁護士そして日本の山本晴太弁護士にこの裁判の持つ核心的な意義等をお話してもらい、その後一般参加者との質疑応答を通して明らかにされねばならないものは何であるのかを考える機会にできればと思います。
また今回は原告の一人である李玉善ハルモニにも登場してもらう予定です。コロナの影響下、訪問客が全くない状況が1年にわたり続いており当日話ができるのを今から楽しみにしているそうです。

慰安婦問題に関われてこられた方たちのみならず、今回の判決関連報道や日本政府の立場表明表明等を通じて慰安婦問題が気になる人たちにも参加してもらえればと思います。
拡散・共有よろしくお願いいたします。