2017年9月11日、ゲアハルト・シュレーダー(73)前、ドイツ首相がナヌムの家訪問されました。
この日の午後3時頃、ナヌムの家に到着したシュレーダー前首相は、屋外広場に設置された追悼碑にも参拝されました。
シュレーダー氏はハルモニ一人一人を暖かく抱いて涙を流されていました。
その後”慰安婦”歴史館も見学。慰安所空間では、表情が固まっていました。
その後シュレーダー前首相は、生活館で待っておられ李溶洙イ・ヨンス(90) •李玉善イ・オクソン(91)•朴玉善パク・オクソン(94)•河占連ハ・ジョムヨン(96)ハルモニに真剣なまなざしで会われました。
シュレーダー前首相はこの席で「ユダヤ人の犠牲と祖母の犠牲が歴史的に同じではありませんが、戦争の中で犠牲になった女性という点では同じだと見ることができる。皆さんは、人権を実現する方だ。したがって、あなたがたが書く歴史は、過去ではなく、未来を書くだろう」と強調した。また、 "被害ハルモニたちが望むのは、複数や憎しみではなく、日本が歴史的にあったことを認めて謝罪することだけだと聞いている。
私もハルモニたちが元気なうちに、謝罪があることを切に願う」と述べられました。
しばらくして前首相は、ナヌムの家にアンネフランクのフレーム写真と像写真、1000万ウォンを寄付してくださいました。
李玉善ハルモニはシュレーダー前首相に「遠いところまでわざわざおこしくださいまして感謝しています。私はホロコースト生存者たちに会ったことがあります。ドイツが謝罪する姿に感銘受け泣きました。(加害国ドイツ心から謝罪を受けて)私は幸せな方々だなと思った。(念を押しながら)本当にわざわざ遠いところ訪問感謝します」おっしゃられました。
シュレーダー前首相は、ナヌムの家訪問記録に「こんなに大きな苦痛を受けた方を考えると涙が流れています」と書かれました。